web連載:古代の数

MYSTERY OF PIRAMID

ピラミッドの謎

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web連載古代の数・ピラミッドの謎
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アイザック・ニュートンイギリスの数学者・天文学者・物理学者(1642年 – 1727年)。 万有引力の法則などを発見したイギリスの数学者。三大数学者の一人。微積分学の創設者の一人。 ニュートンが「リンゴの落ちるのを見て万有引力を発見した」という話は有名ですが、三大数学者の一人とされるガウスがこの話を聞き「ニュートンがこの話をしたのは、バカを相手に話していることに気づいたからだ」と述べています。1-3
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アカデメイア 紀元前387年頃、プラトンがアテナイ郊外に創った教育と研究の学園。 英雄アカデモスを祭る地に学園が建てられ、地名が学園名として継承されました。 後529年に閉鎖されるまで、哲学をはじめ数学、音楽、天文学など学問の中心として存続しました。4-6
アリストテレス古代ギリシアの哲学者(前384 – 前322) アレクサンドロス大王の個人教師。科学的な理解の基礎を築き、万学の祖と呼ばれる。1-3
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アルカイック古拙的。古風でつたないさま。
前700年頃から前480年頃のギリシア美術をこのように呼びます。
この頃のギリシア美術は成熟する前の段階で、素朴で硬直した表現の中に神秘感を湛えています。
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アルキメデス古代ギリシアの数学者・物理学者(前287 – 前212)
世界の3大数学者の一人。円周率の研究、球の表面積や体積の計算法など多くの成果を残しています。数学以外にも兵器の開発や浮力の研究など、広く科学一般の研究を行いました。
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アレクサンドロスマケドニア(ギリシア)(前356 – 前323)
マケドニアの王。マケドニア王フィリッポス2世の子。20歳で即位し、ギリシアを支配し、ペルシア帝国を破る。ペルシア帝国が支配していた広大な世界を引き継ぐ
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イシス古代エジプトの豊穣の女神。オシリス神話では大地の神ゲブと天空の女神ヌトの子、夫は兄オシリス。
オシリスがセトによって八つ裂きにされた時、遺体の断片を集めて夫を再生させました。
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イムへテプ(イムホテプ)エジプトの宰相、医学者・天文学者・数学者・建築家(生没年未詳)
エジプトに王朝ができ始めたころの宰相で、石材を用いたピラミッドの発明者とされている。医学者、天文学者、数学者、建築などすべてに通じた賢者として、3千年にもおよぶエジプトの長い歴史を通して尊敬と崇拝を集めてきました。ギリシア名はイムテス。
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ウィトルウィウス古代ローマの建築家(前1世紀頃)
現存する最古の建築書『建築十書』を執筆。ルネサンス建築に影響を与えた。
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エジプト分数ある分数をいくつかの異なる単位分数(分子が1の分数)の和で表したもの。

エジプト分数は次の規則に従って単位分数を並べます。
・ 大きさの順に左から右へ並べる。2個以上の同じ単位分数が現われてはいけない。
・ 最初に1つだけ自然数を書いてもよい。自然数はなくてもよい。
・例外的に 2/3 だけは単位分数に準ずるものとして許される。
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エラトステネスヘレニズム時代の地理学者・天文学者(前275年 – 前194年)。アレクサンドリアの図書館長。地球の周長を4万6250km(実際は約4万km)と測定したと言われている。 1-1
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オシリス古代エジプトの神。オシリス神話では大地の神ゲブと天空の女神ヌトの子。妻は妹イシス。
弟セトに殺されますが、後に復活し冥界の支配者となりました。
「死者の書」ではオシリスは冥界の王。死者の魂を秤にかけて量る、死者を裁く者として示されています。
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カフラー王古代エジプトの王(前25世紀頃)
古王国時代第4王朝の4代目の王。
ギザの三大ピラミッドのうち第二のピラミッドを建造した。
父はギザ最大のピラミッドを建造したクフ。
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ガリレオ・ガリレイイタリアのピサ生まれ。天文学者・物理学者・哲学者(1564 – 1642)。近代科学の父
近代物理学(自然科学)の創始者であり、ルネサンスの代表的な科学者。
ケプラーやニュートンが数学を天空の運動に応用したのに対し、ガリレオは数学を地上の運動に応用した。「数学は神の母語である」という彼の言葉は有名
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キュビット腕尺。古代から中世にかけて多くの地域で使用されていた長さの単位で、指先から肘までの長さに由来する身体尺です。
【エジプトの長さの単位】
キュビット(腕尺):指先から肘までの長さ
パーム(掌尺):手のひらの長さ。親指を除く指4本分
デジット(寸):指の幅
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クフ王古代エジプトの王(前26世紀頃)
古王国時代第4王朝の第2代の王。ギザ最大のピラミッドを建造した。
ギリシア語読みでケオプスともよばれる。
父は第4王朝初代王のスネフェル。
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クレオパトラ古代エジプト、プトレマイオス朝の女王。(前69年 – 前30年)
一時ローマに移住。アントニウスと結婚し東方の女王となる。
ゲブ古代エジプトの大地の神。
大気の神シュウと湿気の女神テフヌトを親に持つ。妻は妹のヌト。
ヌトとの間に4人の子供(オシリス、イシス、セト、ネフティス)がいます。
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さ行
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ジャン・ピカールフランスの天文学者、司祭、測地学者(1620 – 1682)
パリの天文台長。 望遠鏡を使った三角測量で、正確な地球の周長を計測した
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ジャン=ジャック・ルソーフランスの作家・啓蒙思想家・政治哲学者(1712 – 1778)
フランスの「近代の父」とも呼ばれる。『社会契約論(民約論)』を執筆した。
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シュウ(シュー)古代エジプト神話の大気の神。
エジプトの創世神話において、原初の神アトゥム(ラー)から生まれました。
同時に生まれた女神テフヌトの兄であり、シュウとテフヌトから天空の女神ヌトと大地の神ゲブが生まれたとされています。 シュウは抱き合っていたヌトとゲブを天を持ち上げて無理やり引き離し、天と地が分かれました。
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ジュゼッペ・ペアノイタリアの数学者(1858 – 1932)。農民出身。ペアノの自然数論で有名。 自然数の厳密な定義を与えた。1-2
シュメール人メソポタミア文明はチグリス・ユーフラテス川の河口で興りました。この地方をシュメール地方といい、そこの住民をシュメール人といいます。シュメール人は歴史の中に消え去りますが、彼らの文化(天文学や数学)はメソポタミア文明の中で延々と引き継がれていきます。2-1
ジョマールフランスの地理学者(1777 – 1862)
ナポレオンのエジプト遠征に同行。1829年本を出版。
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ジョン・グリーブスイギリスの天文学者(1602 – 1652)
オックスフォードの天文学者 グリーブスは科学的な方法でピラミッドを調査しようとしたのだが、計測結果はあまり正しくありませんでした。
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ジョン・テーラー(テイラー)イギリスの詩人・随筆家(19世紀)
1859年「大ピラミッドは誰がいつ建てたか」を執筆。「ピラミッドの謎」の火付け役となった。
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シリウスおおいぬ座のアルファ星で、太陽を除いて全天で最も明るい恒星。天狼(てんろう)星。
古代エジプトではソティスと呼ばれ、夏至の頃、この星が日の出の直前に東から昇ってくる日を1年の初めとしました。
またこの時期はナイル川の氾濫期の始まりに一致していたため、ソティスはイシス女神の化身とされ、ナイル川の氾濫を知らせる星として崇拝されていました。
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ジローラモ・カルダーノイタリア、ルネサンス期の医者・数学者・自然哲学者(1501 – 1576)
ミラノで有名な医師となり、大司教の診断までしている。3次方程式の解法の発見について書いた『偉大なる術』が有名。そのころの医師は占星術が必須で、数学の勉強もしていた。
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スコレー古代ギリシア語で「暇」を表す言葉。
英語の school (学校)の語源。
古代ギリシアにおいて哲学や芸術などの文化が開花することに寄与した時間的なゆとりや余暇を意味します。
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スネフェル王古代エジプトの王(前26世紀頃)
古王国時代第4王朝の初代の王。
「屈折ピラミッド」「赤のピラミッド」「崩れピラミッド」と呼ばれる3つのピラミッドを建造した。
息子クフはギザ最大のピラミッドを建造した第2代王。
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セケド古代エジプトの勾配を表す単位。
勾配(セケド) x 掌尺(パーム) は x 掌尺(パーム)水平に移動すると 1腕尺(キュビット)上昇することを意味します。
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セト古代エジプトの神。「オシリス神話」では大地の神ゲブと天空の女神ヌトの子。妻は妹ネフティス。
兄オシリスを妬み計略によって殺害します。その後、オシリスとイシスの息子ホルスと王位を巡って争います。
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た行
用語説明ページ  
テフヌト古代エジプトの湿気の女神。エジプトの創世神話において、原初の神アトゥム(ラー)が口から吐き出して生まれました。
夫は大気の神である兄のシュウで、天空の女神ヌトと大地の神ゲブを生んだとされています。
多くの場合ライオンの頭を持った女神として描かれています。
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トーテム氏族が象徴として持つ神的な動植物のこと。ノモスの中で最も強力な氏族のトーテムがノモス全体のトーテムになりました。ホルス神はハヤブサ、トト神はトキですが、ハヤブサやトキをトーテムとして持つ氏族が力を持っていてやがて王族になったと考えられます。2-1
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トト(トート) 古代エジプトの知恵を司る神。
多くの信仰を集めた神のため、その神話も多岐に渡り多くの役割を持っています。
オシリス神話では殺されたオシリスの復活にも尽くし、その子ホルスを守ったとされています。
死者の審判において、正義の秤の示す審判を記すのはトトの役目で、記録を保管する書記の神ともされています。
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ドロイゼン19世紀ドイツの歴史家・政治家(1808-1884)
ヘレニズムという歴史概念を提唱した。 「ヘレニズム史」「プロイセン政治史」を執筆。
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な行
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ナポレオンフランスの皇帝・軍人(1769 – 1821)
コルシカ島生まれ。砲兵士官としてフランス革命に参加。1796〜97年イタリア遠征軍司令官としてオーストリア軍を破り、1798年エジプト遠征を行う。 1804年皇帝に即位しにフランス第一帝政の皇帝を務める。
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ヌト古代エジプトの天空の女神。大気の神シュウと湿気の女神テフヌトを親に持つ。
夫は兄のゲブ。ゲブとの間に4人の子供(オシリス、イシス、セト、ネフティス)が生まれました。
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ネフティス古代エジプトの神。オシリス神話では大地の神ゲブと天空の女神ヌトの子。
夫は兄セト。もう一人の兄オシリスを密かに思い、オシリスとの間にアヌビスをもうけますが、夫の怒りを恐れてアヌビスを捨ててしまったという話もあります。
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ノモス血縁で結ばれた氏族が集まり部族を形成し、部族が連合して自治組織を作り、統一王朝ができるころにはエジプト特有の地方行政の単位となります。これをノモスといいます。ノモスは州と訳されることもあります2-1
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ハーシェルドイツの天文学者・数学者(1738 – 1822)
天王星の発見など天文学に多くの業績を残した。
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バルバロイ古代ギリシア人が用いた異民族の呼び名。
「野蛮人」を意味する英語のbarbarianの語源。
当時は「意味のわからない言葉を話す人」という意味で、「野蛮人」を表す侮蔑的な意味は含んでいませんでした。
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ピアジ・スミススコットランド王立天文学研究所の天文学者で数学者。 「地球尺度の謎」に関する著作を発表。1-4
ヒエラティック(神官文字) エジプトの正式な文字は神聖文字で3千年もの長きに渡って使われてきましたが、これは碑銘ひめいに用いられるもので、一文字一文字ていねいに彫られました。象形文字ですから、教育を受けていない大衆もみなその内容を理解することができます。これに対し、神官文字は書記がパピルスにものを書く時使うもので、なめらかで書きやすいのですが、使いこなすには教育を受ける必要がありました。リンド・パピルスなどの数学書は神官文字で書かれています。2-3
ヒエログリフ(聖刻文字) 古代エジプトの象形文字で、聖刻文字、神聖文字とも呼ばれます。古代の人々は言葉には魔力があると信じており、古代エジプト人はヒエログリフを「神の言葉」と呼んでいました。ヒエログリフは、神殿や石碑、ピラミッド内部の玄室などに使われ、美術性と装飾性の高いものでした。2-3
ヒクソス古代エジプト第2中間期頃に登場し、一時期エジプトを支配した異民族とその王朝。
シリア地方出身の西アジア人といわれています。戦車の導入など、戦闘技術に大きな影響を与えました。
ヒクソスとは「異国の支配者」あるいは「牧畜の王」という意味です。
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ピタゴラスサモス(古代ギリシア)の哲学者・数学者・宗教家(前582 – 前497頃)
ピタゴラスは、数には神秘的な力があると信じ数に意味を持たせた。新宗教を説き、宇宙の原理を数と結びつけた。
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ピタゴラスの定理ピタゴラスの定理は三平方の定理とも呼ばれ、直角三角形の関係を表す定理として広く知られています。直角三角形において、直角をはさむ2辺の長さをa,b、斜辺の長さをcとすると、a2 + b2 = c2 が成立します。1-1
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ファラオ エジプトの王。もともとは「大きな家」に住む人という意味。1-1
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フィボナッチイタリア(ピサ)の数学者(1170頃- 1250頃)
「算板の書」「平方の書」を執筆
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フィボナッチ数列2つ前の項と1つ前の項の和をとって得られる数列で、1, 1, 2, 3, 5, 8, 13, 21, 34 …という数列。フィボナッチ数列の隣り合った数の比は黄金比の近似値となり、右に進むほどより正確な黄金比となります。4-3
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プトレマイオス古代ギリシアの天文学者・地理学者(85? – 165?(後100頃~後170頃 時代は諸説あり))
ヘレニズム時代、アレクサンドリアで活躍したギリシアの天文学者・地理学者。英語名はトレミー。近世初期に至るまで、天文学(占星術)、地理学、数学などに多大な影響を及ぼした。現在でもトレミーの定理などで知られている。多くの著作を残したが、その人物像については著作以外なにも分かっていない。
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プラトン古代ギリシアの哲学者(前428 – 前347)
「すべての哲学はプラトンの脚注である」と言わしめたほどの大哲学者。アテナイの郊外にアカデメイアという学園を設立。その入り口の門の上には、「数学(幾何学)を知らぬものはこの門をくぐるべからず」という看板が掲げてあった。
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プルタルコスギリシアの著述家・伝記作家・哲学者(46 – 120頃)
ギリシアの古代都市デルフォイの最高神官。デルフォイはペルシア戦争の時ペルシア側についたことで負い目があった。ギリシア・ローマを賛美し、その歴史観が20世紀に至るまで大きな影響を与えている。
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ヘリオポリス太陽神信仰の中心地で、そこにはエジプト最古の太陽神殿があったと伝えられています。境内には高い塔(オベリスク)があり、その先端は四角錐(つまりピラミッド型)の笠石が置かれていました。笠石(キャップストーン)はエジプト語で「ベンベネト」といい、ベンベン石(Benben Stone)とよばれています。この笠石には金箔が張られており、日の出の直前に太陽光線がこの笠石にあたり、目もくらむように燦然と輝き、古代エジプトの人々は生命の甦(よみがえ)りを感じたようです。この輝きのもとこそ、生命の不滅を表わすベンヌ鳥だったのです。2-2
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ヘロドトスギリシア(小アジアのハリカルナッソスの名門の生まれ)歴史家(前484-前425頃)
古代ギリシア人で「歴史の父」と呼ばれている。 「ペルシア戦争」について書かれた『ヒストリアイ(歴史)』と呼ばれる著作で有名。
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ヘロン1世紀頃(ローマ期)。生没年不詳。62年ごろから150年ごろに活躍
エジプト系ローマ人ではないかと考えられている。アレクサンドリアの数学者。
ギリシアの理論数学よりはエジプトやバビロニアの実用数学に関心が向けられ、機械学、測量、工学などの著作が多い。
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ベンベン古代エジプトの聖都ヘリオポリスにあった丘のこと。
ヘリオポリスにあったラァの神殿にはベンベン石という聖石があったと言い伝えられています。
ベンベン石は隕石だと見られており、ベンベン石の形がピラミッドのモデルになったとも言われています。このベンベン石に最初にとまったのがベンヌ鳥と呼ばれる鳥、すなわち火の鳥(フェニックス)です。
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ホルス古代エジプトの天空の神。ハヤブサの姿で表されます。
オシリス神話ではオシリスとイシスの子。
父オシリスがその弟セトにより殺害されたため、のちにその仇を討ち、上下エジプトの王となりました。
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ホルスの目ホルスは古代エジプトの神。オシリス神話の中でホルスは適役のセトと戦い、目を引き裂かれてしまいます。引き裂かれたホルスの目の各部分は1/2, 1/4, 1/8, 1/16, 1/32, 1/64が当てはめられています。つまりホルスの目のそれぞれの部分が6つの分数を表しています。2-4
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ま行
用語説明ページ  
マアト古代エジプトで「宇宙の秩序」を表す概念。マアト神は真理・正義・権利・法などを司る女神で、死者の裁判で重要な役割を果たすと考えられていました。2-2
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マスタバ古代エジプト初期王朝時代から古王国時代にかけて造られた王や高官の墓。地下の墓室の上に長方形で台状の地上建造物があるのが特徴で、初期のものは日干し煉瓦を積んで造られていました。
マスタバはアラビア語で「ベンチ」を意味します。
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マネト歴史家・神官
紀元前3世紀の歴史家で、太陽崇拝の中心地ヘリオポリスの神官。神殿にあった古文書を研究し、ギリシア語で『エジプト史』としてまとめファラオに献上した。原本は現存しないが、何人かの古代の歴史家が引用しており、様々な碑文などの情報をつきあわせて王名区分が作られている。
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ムセイオンヘレニズム期にアレクサンドリアに設立された王立科学研究所。
英語のミュージアム(博物館、美術館)の語源。
この時期エジプトは貿易や国土開発などで著しい発展を遂げ、その富を背景にムセイオンには各地から一流の学者が招かれ研究に従事しました。
また付属の図書館にはオリエントの各地からあらゆる分野の写本が集められ、ギリシア語に翻訳されました。
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メンカウラー王古代エジプトの王(前25世紀頃)
古王国時代第4王朝の王。
ギザの三大ピラミッドのうち、最小のものを建造した。
父は第4代王カフラー。
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や行
用語ページ  
ユークリッド
(ギリシア名:エウクレイデス)
古代ギリシアの数学者(前325頃 – 前270頃(諸説あり)
ギリシア語名「エウクレイデス」。英語ではユークリッド(Euclid)という。ヘレニズム時代の前300年ごろ活躍したギリシアの数学者。 数学史上もっとも有名な『原論』の著者
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ユークリッドの互除法自然数(または整式)の最大公約数を求める方法の一つ。2つの自然数a,b ( a ≧ b )について、aをbで割った余りをrとすると、aとbの最大公約数は、bとrの最大公約数に等しい。このことを利用して割り算を繰り返し、2つの自然数の最大公約数を求める方法をユークリッドの互除法といいます。操作を繰り返して最後に割り切れた時の「割る数」が求める最大公約数となります。
1. aを bで割り,余り rを求める
2. bをrで割り、余りr1を求める
3. rをr1で割り、余りr2を求める
…これを繰り返す…
4. 余りが0になったときの割る数がaとbの最大公約数となる
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ユリウス暦紀元前45年にローマの将軍ユリウス・カエサルが導入した暦。天文学者ソシゲネスの助言にしたがって、太陰太陽暦であったローマの暦をエジプト式の太陽暦に変更しました。1年を365日とし、4年に1回閏年(うるう年)を挿入しました。3-5