朔望月と恒星月
日ごとに姿を変える月は、日時の経過を知らせてくれる暦として古代から親しまれてきました。地球は太陽のまわりを公転し、月は地球のまわりを公転しています。今回のお話では月と地球の動きについて、もう少し詳しく見てみましょう。
1恒星月とは何か
1ヵ月の定義としては、〔第9回 月の不思議〕で、1朔望月を「満月から次の満月までの時間」と定義しました。これまで使ってきた概念を使うと、1朔望月は「1太陽月」と呼ぶことができます。正確な値として現在では次が分かっています。
\(1朔望月 = 29.53059日\)
“恒星年”、“恒星日”と同様に1恒星月も次のように定義されます。

この先で扱う内容
- 1朔望月と1恒星月の差
- 1恒星月の計算
- 月の1ヵ月の動き
- 月の動きと星の動き
- 星の1日の動き
- 月の1日の動き
- 中国の二十八宿
- 1年の経過を知るには
- 太陽と地球の関係、月と地球の関係
- 月の動きを天球モデルで考える
- 「月の出」の遅れ
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