2-4. 比の等価性とは?長方形の面積比でわかる比のしくみ
アルキメデスが創り上げた理論は、現在では解析学と呼ばれ、代数学に属します。代数学は“数”を扱うのに対し、アルキメデスが扱った対象は図形や立体などの幾何学的対象で“数”は現れません。代数学の土台となる“掛け算…
アルキメデスが創り上げた理論は、現在では解析学と呼ばれ、代数学に属します。代数学は“数”を扱うのに対し、アルキメデスが扱った対象は図形や立体などの幾何学的対象で“数”は現れません。代数学の土台となる“掛け算…
ユークリッドの原論:線分の扱い 線分 AB 上に点 C を取ります。図K1-5-1。すると線分 AC は線分 AB の部分なので、公理 8 より 線分AB は線分 ACより大きい、AC < AB、となります。また、線分 …
原論の幾何学第1巻〜第4巻の大きな特徴は、角度、長さ、面積、体積などを数値として扱っていないことです。これらは量として扱います。原論の第7巻になってやっと自然数がでてきます。比が最初に現われるのは第5巻、相似が現われるの…
5つの公準 『原論』の第I巻では、前回述べた定義のあと、次の 5つの公準と9つの公理が続きます。まずは5つの公準をみてみましょう。 ユークリッド『原論』:5つの公準 公準 1任意の2点が与えられたとき、それらを端点とする…
ユークリッドの原論とは? 数学史上最も多くの人に読まれた本『原論』 ユークリッドの原論以上に世界中の人に読まれた本は「聖書」くらいのものだ、と言われるぐらい近世になるまで原論は広く読まれていました。実際、ヨーロッパの中世…
古代ギリシア数学の幾何と現代の数学 古代ギリシアの数学 数学の生まれ故郷は古代ギリシアだとされ、ギリシア数学についてこれまで多くの本が書かれてきました。ただし、ギリシアの数学とは幾何学のことで、現在私たちが学校で習う数学…
自己言及のパラドックスとは? パラドックスとは「逆説」「背理」「矛盾」などを意味する言葉です。パラドックスは数学や哲学の分野において、長い間議論されてきました。今回は自己言及のパラドックス として有名な 嘘つきのパラドッ…
黄金比とは 黄金比(外中比)とギリシアの幾何学 黄金比は、ギリシアの幾何学では外中比と呼ばれ、ギリシア「幾何学」のハイライトの一つです。黄金比のことをエジプト人が知っていたかどうかは疑問ですが、数学史では黄金比がよく出て…
産業革命とヨーロッパの科学技術の進歩 中世のヨーロッパは、オリエントに比べ文化がだいぶ遅れていました。とくに数学は、数秘術的なものとユークリッドの『原論』全13のうち第1巻のほんのさわりだけを教会の付属学校で習うだけでし…