
「0.999…は1と等しい」――無限をめぐる、2000年の数学史。
πや√2のように、どこまでも続く小数を「ひとつの数」として扱えるのはなぜか。この問いが数学の世界で解決されるまでには、古代から19世紀まで続く長いドラマがありました。
「無限」という捉えどころのない概念を、数学者たちはどうやって手なずけていったのか。アラビア数学の発展、解析学の誕生、そして19世紀の数学者たちが辿り着いた「実数」という緻密な構造――人類がこの超難題に向き合った歴史は、一つの壮大な物語です。
本書は、これから続く『ガリレオの挑戦』『天才ニュートンの頭の中』へと連なる、壮大な科学革命の見取り図となる一冊でもあります。昔の天才たちがどのような論理の迷宮に迷い込んだのかは次作以降で詳しく描かれますが、本書を読めば、彼らが最終的にたどり着いた「実数」と「無限」の正体、そして現代数学の全体像がハッキリと見渡せるはずです。
全編、ポゥじいと生徒たちの対話形式で進みます。難しい概念も会話の流れで自然に理解できるので、数学が苦手な方でも安心して読み進められます。
素朴な疑問こそが、2000年間数学者を悩ませてきた大問題の入口です。
アラビア数学から19世紀まで、「実数」という当たり前の概念が確立するまでの長い道のりをたどります。
対話形式で一歩ずつ進むので、式を追うのが苦手な方でも「無限」という概念の奥深さを味わえます。
「0.999…は1と等しいのか」という問いから出発し、πや√2のようにどこまでも続く数を「ひとつの数」として扱う不思議さに迫る導入章。
有限に見えるこの世界の中に、いかに「無限」という概念が潜んでいるかを、身近な比喩を通じて考えます。
アラビア数学と代数の発展をたどり、数の概念がどのように広がっていったのかを解説します。
微積分・解析学が生まれる直前の時代背景を紹介し、「実数」概念が求められていく流れを追います。
「速度」という捉えどころのない量を通じて、微分という考え方がどのように生まれたのかを追います。続くガリレオ・ニュートン編への伏線となる章です。
「無限に小さい量」をめぐる数学者たちの論争を紹介し、その扱いの難しさと危うさを解説します。
数直線という考え方が、どのように「無限」を受け入れる形へと整備されていったのかを、19世紀の数学者たちの仕事を通じて解説します。
本書全体を振り返り、続く『ガリレオの挑戦』シリーズ・『天才ニュートンの頭の中』への橋渡しを行う終章です。
本書は終始、ポゥじいたちの会話で進みます。冒頭の一場面をのぞいてみましょう。
本書は、これから続く『ガリレオの挑戦』『天才ニュートンの頭の中』へと連なる、壮大な科学革命の見取り図となる一冊です。昔の天才たちがどのような論理の迷宮に迷い込んだのかは次作以降で詳しく描かれますが、本書を読めば、彼らが最終的にたどり着いた「実数」と「無限」の正体、そして現代数学の全体像がハッキリと見渡せるはずです。









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