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ガリレオの挑戦2 速度という名の迷宮から近代科学へ

※2026年7月24日(金)に販売予定です。

「幾何学」が明かす近代物理学の夜明け。

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introduction

前巻『ガリレオの挑戦1』では、ガリレオ・ガリレイが「落下」という現象に向き合い、数多くの実験を重ねながらその法則を探し続ける姿を見てきました。しかし、その探究の中で、どうしても解決できない問題がありました。それが「速度」です。おそらく読者の皆さんは、車のスピードメーターや野球のスピードガン、風速などを通して「速度」というものを身近に感じているでしょう。だからこそ、「落下の速度は時間に比例して増加する」と聞いても、それほど驚かないかもしれません。式で書けば、たった一行「v = at」 というシンプルな関係です。しかし、この結果は実験からすぐに得られたものでなく、長い数学的な思考の積み重ねがあったのです。本書では、ガリレオが直面したこの最大の難所「落下における速度」という問題に迫ります。時間という概念がまだ曖昧だった時代に、彼はどのようにして落下運動を捉えたのか。そして、どのようにしてそれを「数」で表そうとしたのか。その挑戦の先に、近代科学の核心が見えてきます。

SAMPLE

目次

  • 1. ガリレオと落下の理論
  • 2. ガリレオの武器:古代ギリシアの比の理論」
  • 3. 古代ギリシアの平方根「比例中項」
  • 4. 基本的な概念:等速運動を定義する
  • 5. 落下する物体の「速度」とは?
  • 6. 落下の理論の完成
  • 7. ガリレオの法則は本当に成り立つのか?
  • 8. ニュートンへの架け橋
  • 9. まとめ