PROFILE:No. 24

ハーシェル

  • 時代 1738 - 1822
  • 出身地 ドイツ
  • 肩書き 天文学者、数学者

ハーシェル とは?

18世紀から19世紀にかけて活躍したイギリスの天文学者で、天文学の発展に大きく貢献した人物です。ハーシェルはもともとドイツ出身で、音楽家としてキャリアをスタートさせましたが、やがて天文学に強い興味を持ち、自ら望遠鏡を製作し、夜空の観測を始めました。

天王星の発見

ハーシェルの最も有名な功績は、太陽系の新しい惑星「天王星」を発見したことです。それまで太陽系の惑星は、肉眼で見える6つ(水星・金星・地球・火星・木星・土星)しか知られていませんでしたが、ハーシェルの発見により、太陽系の広がりと宇宙の奥深さが人々に認識されるようになりました。この発見は、天文学界に大きな衝撃を与え、彼は一躍有名になりました。

また、ハーシェルは望遠鏡の改良にも力を注ぎ、当時としては最大級の望遠鏡を自作しました。この巨大な望遠鏡を使い、数多くの星雲や星団を観測したことでも知られています。